日本の神さま・神話

アマテラス(天照大神)

昔から米作りが盛んだった日本では、太陽は何より大事なものでした。

太陽がなくては、生きていけません。

そんな太陽を司る神様、天を照らすという名を持つのが「天照大御神」、アマテラスです。

日本の神様の代表・アマテラス

最も尊い神として伊勢神宮をはじめ、多くの神社に祀られいるのがアマテラスです。

太陽は自然界では最大のエネルギーです。

その太陽を司る神様であるアマテラスは、800万ともいわれる数多くの神様の中でも、最高神として私たちの暮らしに欠かせない神様。

暮らしに欠かせない太陽神

1月1日の朝に昇る太陽は「初日の出」といい、特別な光とされています。

これから始まる1年の健康や幸運を願い初日の出を拝む風習は、平安時代の宮中行事「四方節(四方拝)」が始まりとされています。

元旦の朝に身を清めた天皇がアマテラスをはじめとする神々に、1年の豊作を祈願する行事です。

これがやがて庶民にも伝わり、元旦に昇る太陽を拝むようになりました。

また日本人は普段から太陽のことを、「お日様」と呼びます。このお日様こそがアマテラスのことであり、日本人にとってアマテラスは最も身近に感じられる神様なのです。

太陽・恵みの神様

8世紀に記された『古事記』や『日本書紀』は、国土の成り立ちの神話や皇室の起源、歴史が示された書物です。

その神話の中にアマテラスは登場します。

日本の国土をつくった神様・イザナギが禊(みそぎ)をして左目を洗ったときに、アマテラスは誕生しました。

アマテラスは生まれてすぐに、高天原(天の国)を治めることになります。

アマテラスは自ら田んぼに稲を植えたり、機織りをしたり、神々を祀ったりと、とても働き者の神様でした。

孫のホノニニギ(天皇家の祖先といわれる)が、高天原から地上世界に降りるとき、高天原で作った神聖な稲穂を授けます。

こうして私たちが住む地上に、稲作が授けられたとされています。

そのため太陽神であるとともに、稲作の神としても祀られてきたのです。

「勤労感謝の日」は恵みに感謝する日

アマテラスを祀る三重県伊勢市にある伊勢神宮は、正式な名称を「神宮」といい、多くの神社の中心的存在です。

毎年10月に行われる「神嘗祭(かんなめさい)」といわれるお祭りは、天皇陛下自らが作られた稲の初穂を神宮にお供えし、稲の実りに感謝するお祭りです。

その後、宮中でも天皇が新米を神様にお供えし、自らも召し上がる「新嘗祭(にいなめさい)」というお祭りが行われます。

この新嘗祭は全国の神社でも行われ、現在は勤労感謝の日になっています。

アマテラスのご利益は?

  • 開運招福
  • 子孫繁栄
  • 家庭円満
  • 商売繁盛
  • 病気平癒
  • 五穀豊穣

アマテラスは神様の中でも最高位、あらゆることに神徳を発揮します。

アマテラスの別称

  • 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
  • 天照大神(あまてらすおおかみ)
  • 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
  • 天照御魂神(あまてるたまのかみ)
  • 天照坐皇大神(あまてらすますすめおおかみ)
  • 大日孁貴神(おおひるめむちのかみ)
  • 大日女尊(おおひるめのみこ)
  • 大日霊(おおひるめ)
  • 大日女(おおひめ)