神社の基本

神社のお祭りってどんな意味があるの?

「祭り」の語源は、神々に供物を奉納する「たてまつる」に由来しています。

古来の祭りには農作物の豊作への祈り、また罪や穢れ、災厄を除去をするための「祓い(はらい)」の意味があります。

お祭りといえば、出店や屋台がたくさん出る縁日や、賑やかなイメージがありますが、今でも「神々をたてまつる」という意味は変わりません。

日本人にとっての祭りとは?

わたしたちが普段、暮らしの中で神社と関わる機会は2種類あります。

ひとつは「年中行事」であるお祭り、もうひとつは人生の節目に行う「通過儀礼」です。

年中行事である祭り

 

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年中行事である祭りは、2月に行われる「祈年祭」、11月に行われる秋祭りの「新嘗祭」が神社の祭りとして一般的です。

  • 祈年祭(としごいのまつり)/五穀豊穣を祈る祭祀
  • 新嘗祭(にいなめのまつり)/収穫祭にあたり、その年の収穫に感謝する祭り

どちらも稲作に関わる祭りで、古くから農耕民族であって日本人には欠かせない祭りです。

日本人は生活に関わる大事な節目ごとに祭りを行い、神々に感謝と祈りを捧げてきました。

やがて地域ごとに独自の祭りに発展し、今のような「お祭り」に変化していきました。

ですがどの祭りにも、神々に祈りを捧げ「穢れを祓って清める」という意味が込められています。

 

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例えば祭りの定番である神輿(みこし)は、神様がのっている神輿を担ぎ、氏子たちが町々を回ることで、各町が祓い清められるという意味があります。

通過儀礼とは?

 

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七五三や、成人式、結婚式、厄払いなど、人生の節目に儀礼的な試練や祝福を受け、健やかな人生を祈ることを「通過儀礼」といいます。

祓いを受け、成長や健康を願う「通過儀礼」も祭りの一つです。

振り返ると成長の様々な場面で、神社とは深い関りがあるはず。日本人と祭りは、切っても切れない縁でつながれています。