ミヅハノメは、日本の神話に登場する水の神様です。
農作物の成長に欠かせない雨ですが、いつも都合よく降るとは限りません。
日本では古くから祈雨や止雨を、水や雨ごいの神様にお願いしてきました。
その雨や水をコントロールする代表的な神様が、ミヅハノメです。
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どんな神さま?
農作物の成長に、雨は欠かせません。
ですが毎回都合よく、雨が適度に降ってくれるとは限りません。
水不足の年もあれば、大雨によってせっかく植えた農作物が流されてしまうこともあります。
そこで人々は、雨が降るように祈雨(きう)や、止むように願う止雨(しう)を、古くから神々にお願いしてきました。
ミヅハノメは稲作に恵みをもたらす、日本を代表する水の神様です。
神話の『神産み』において、火の神カグツチを産んだことでイザナミは大やけどを負ってしまいます。
やけどで苦しんでいたイザナミの尿から生まれたのが、水の神・ミヅハノメです。
「ミヅハ」の語源は、水が走る、水が這うという意味で、水の出始め(田畑の引き水、泉、井戸など)を指しています。
つまりミヅハノメは、命の源である水の始まりを司る神様です。
そのため、地域によっては水の神・ミヅハノメは「安産の神様」としても信仰されています。
ミヅハノメのご利益は?
- 祈雨・止雨
- 商売繁盛
- 豊作・大漁
- 安産
- 子宝
ミヅハノメの別称
- 水波能女神(みずはのめのかみ)
- 水波能売命(みずはのめのかみ)
- 弥都波能女神(みづはのめのかみ)
- 弥都波能売神(みづはのめのかみ)
- 罔象女神(みつはのめのかみ)
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