神社の基本

神仏習合って何?

神仏習合とは、神様と仏様を同じ神様として信仰することです。

現在、神社とお寺は違うものとして区別されていますよね。宗教の違いだけではなく、例えば神社には鳥居がありますが、お寺にはなかったり。

ですが昔は1000年以上もの間、神社とお寺はハッキリと区別されていませんでした。

日本は古来から、自然の中に宿る神様を祀ってきました。神社は「神道」といって、そんな日本独自の神様を祀る宗教です。

一方、お寺は仏様を祀る「仏教」。インドで生まれ、中国をから6世紀ごろに日本に伝わりました。

インドで生まれた神様ということは、当時の日本にとって「仏様」は外国の神様。

なので仏教が日本に入ってきたとき、「外国の神様をあがめてもいいのか?」と論争になったそうです。

ですが仏様も日本の神様と同じように、人々を救うという意味では同じ神様。次第に「カミホトケ」として、神様と仏様を一体化して考えるようになります。

この考え方を「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」といいます。

日本人は「神道」も「仏教」も大切に信仰してきました。

明治になると神仏習合の慣習を禁止する神仏分離令が出され、「神道と仏教」「神と仏」「神社と寺院」をはっきり区別するようになりました。

現在もお寺の敷地内に小さな神社があったり、鳥居があるのは神仏習合の名残です。