神社の基本

修験道ってなに?

修験道(しゅげんどう)とは、日本古来の山岳信仰と仏教などがMIXした日本独自の宗教のこと。

山に籠って厳しい修行をし、悟りを開くことを目的としている宗教です。

山岳信仰の修験者のことを、山伏(やまぶし)といいます。

修験道のはじまり

古来、緑豊かな自然に恵まれた日本では、自然崇拝が盛んに行われてきました。

八百万の神というように、全ての自然物には神様が宿っていると信じられ、様々な場所にその地の神々を祀る神社がたっています。

日本を代表する富士山や日本全国にある山々には、神々が住んでいる、あるいは山そのものが神と信仰されてきました。

そういった考え方を、古神道といいます。(日本の神社のルーツ

やがて日本に仏教の教えが広まると、仏教の行脚(あんぎゃ)や道教の入山修行などの影響もあって、山に籠って修行をする人たちが増えました。

※行脚とは、僧侶が各地を歩いてまわり修行すること。

次第にその考え方や修行方法は、古神道、仏教や道教だけではなく、他の宗教や陰陽道などの要素が複雑に取り入れられ、日本独自の宗教「修験道」になります。

道が険しく困難であるほど、己の罪や穢れをはらうことが出来ると信じ、人々は山に籠り厳しい修行を積みました。

また神仏が習合した時代には、霊山は「死後の世界」のイメージと結びつき、生きながらにして新たに蘇る場所として信仰されるようになりました。

天を覆い隠すほどの深い森は、昼間でも薄暗くひんやりした空気が漂い、静寂の中に樹木が軋む音が響き渡ります。

先人たちも森の中で自然の霊力に恐れを抱き、また神秘的な力を感じていたのかもしれません。

修験道・山伏の面白い本

ふくれん
ふくれん
寺社めぐりをするのに、楽しくなる本をおすすめします!

山伏になるお話ではありませんが、人生どん底だった作者が各地の霊山を参拝することで、気がついたら山伏ガールになって成長していたという漫画です。御朱印や参拝などの基本的な知識もわかりやすく書かれているので、入門書的な意味でもおすすめです。

漫画の内容もとても面白くわかりやすいため、小難しい話が苦手な人に。※修験道について詳しく勉強するという内容ではありません。

 

修験道について簡潔に解説されている本です。入門書的な立ち位置ですが、山岳信仰のはじまりについて、わかりやすく知ることができるのでおすすめです。

寺社巡りをもっと楽しみたい、そんな人に読んでほしい1冊です。

 

日本の神社・寺院の多くで、今も脈々と受け継がれる山岳信仰。

私たちも知らず知らずのうちに、多くの山の神とつながりを持っているかも知れません。

せっかく縁があってその場所に訪れるのなら、そこにどんな歴史があって、どんな信仰があるのか知ることで、もっと寺社巡りが楽しくなりますよ!

ふくれん
ふくれん
せっかくならマニアックに参拝するのもおすすめです。