山形県の熊野大社では1月3日~3月31日まで、新春だけの特別なご祈祷「さくら参宮」が執り行われています。
それに合わせて「さくら参宮」のみの限定御朱印の頒布も行っており、御朱印めぐりも楽しめる神事となっています。
古くから、さくらは神様や精霊が宿る特別な樹といわれています。
そんなさくらの花びらにのせて、あなたの願いも届くかもしれません。
さくら参宮とは?
元来、さくらの「さ」は穀霊、「くら」は神様の拠り代を意味します。
「さくら参宮」とは、神様が宿る特別な樹、さくらに願いを込める神事のことです。
期間中は新春限定の「さくら御朱印」の頒布のほか、フラワーアートが境内を鮮やかに彩り、参拝者を迎えてくれます。
新春限定・さくら御朱印
熊野大社では1月1日~3月31日までの期間中、新春限定の「さくら限定御朱印」を頒布しています。
限定御朱印は「朱印符(書き置き)」のみの頒布となりますが、今だけの特別な美しい御朱印をいただくことが出来ます。
- 2020年1月1日~3月31日までの限定頒布
- 朱印符(書き置き)のみ
- 初穂料500円
さくら参宮の神事
「さくら参宮」では心願成就、縁結びなどのご祈祷の他、厄除け、八方除けなどの様々なご祈祷をしていただくことができます。
ご祈祷ではあなたの願いを神様に伝え、門外不出の神楽の舞、太々神楽が奏でられます。
太々神楽とは、伊勢神宮に伝わる日本最古の神楽のこと。
かつては「神楽波」と書き、「さざなみ」と呼ばれた神楽です。
その神楽にのせて、さくらの花が舞うようにあなたの想いを神様に伝えることが出来ます。
また「さくら参宮」神事では、今では珍しい「直会(なおらい)」の儀式を行うことも。
直会とは神前にお供えしたお供え物を頂き、神様と人が一体になる儀式のことです。
現在では簡略化されて御神酒を戴くことが一般的な儀礼となっていますが、直会も重要なお祭り一つとして神事の後に執り行われています。
熊野大社では直会の会場である熊野大社会館「證誠殿(しょうじょうでん)」にて、お食事をとることができますよ!
- さくら参宮・祈祷料:5000円
- 直会(食事)は要予約(3日前まで)
熊野大社はむすひの神
この世に最初に出現された「むすひ」の神様を祀る熊野大社。
「むすひ」とはあらゆるものを生みだす命の神様、イザナギとイザナミのことです。
最初に結ばれた夫婦の神様でもある「縁結び」の神様を祀ってるだけに、あらゆるご縁を結んでくれるといわれる熊野大社。
この機会にさくらにあなたの想いを託し、神様に願いを届けてみてはいかがでしょうか?